1日目

 

・・・まさか、初めてのドイツ旅行が無賃乗車から始まるとか思わんやん?

 

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14時間にわたるフライトを終え、ホテルで休んだのちに、ついに人生初めての海外観光が始まった。

きっとどんな困難も、私達なら乗り越えられる。そんな気概に満ち溢れていた。

 

観光に向け、まずはホテルからミュンヘン中央駅に移動しよう。ちゃんといろいろ調べてきたさ。ミュンヘンには『トラム』と呼ばれる路線電車が市内に張り巡らされていて、それを利用して移動するのが便利なのだろう?私は頭がいいし準備万端だからわかっているのさ。ふふ・・・ 

 

お、駅を見つけた。これがトラムか。

 

実際のトラムを初めて見た私の感想は、

『あっこれ・・・京都の市バスっぽい・・・』だった。

広い道には線路が張り巡らされていて、その線路に沿い、様々な系統の電車が行きかっている。線路は無いけど、様々な系統のバス路線を張り巡らされていて、各所を回るのに便利なところが。

 

路面にあるちいさな駅(京都市バスのバス停っぽい感じ)に切符が買えそうな場所は無い。

しかしもうすぐ電車は来てしまう。トラムの切符はどこで買えばいいのかスマホで検索すると、【バスの中でも買える。】とあり、それを見て、意気揚々と乗り込んだ。

 

しかし、それっぽい自動販売機はあるがお金を入れられるところが無く、困り果てた。

トラムに乗り合わせていた優しそうな方に英語で購入し方を尋ねてみた。

『切符の買い方、教えて欲しいんですけど・・・』

『あれ?いつもならここで買えるんだけど・・・なぜか買えないわね、故障してるのかしら』

切符が買えない??故障??えっまじ??

 

そうこうしているうちに5分ほどで目的地に着いてしまい、とりあえず降り口表示のある場所から出て一番前の車両にいる車掌さんとの接触を図るも、無情にも路面電車はすぐに去ってしまった。はやいわ!

 

海外で主流なのは、自分で勝手に切符を買って、そこに自分で使用開始時刻をスタンプみたいな機械で刻印して、後は自由に電車やバスに乗り降りする形式らしい。日本ほど厳格に確認作業が行われない。

 

要するに、切符を持っていないのに、バスに乗り降りできてしまうシステムなのであった。

訳も分からないうちに私は無賃乗車にっぽんじんになってしまったのであった??

 

その後、ガイドさんに教えてもらい、一日バスに乗り放題のチケットを購入。

さっきのこともきっと大丈夫だったはず・・・と信じることにしちゃいました。本当にごめんなさいーーーッ

 

 

いきなり無賃じょう・・・異国文化の洗礼を受け疲弊しつつも、ドイツ観光で一番楽しみにしていたノイシュヴァンシュタイン城観光に。ツアーが便利だということで、日本で予約していたツアーに参加した。

ミュンヘン駅のスターバックスの前で待ち合わせだった為待っていると、ぽつぽつと日本人が集まりはじめた。

いきなり異国文化で戸惑うことが多かった私にとって、この時本当にほ~っとした^^

 

すかさず、旅慣れてそうな方々、ガイドさん達に交通機関についての話を聞いて、情報収集。

いろいろ理解しつつ、バス移動が始まる。

もう街にある全てが日本と全く違って、車窓から見える景色に本当に感激した。日本とどちらがいい、なんて全然言えないけど、ひたすら異国に来たんだなって本当にテンションが上がった。

 

ヴィ―ス教会

 

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 最初に到着。ヴィ―ス教会。

・とてもきれいな教会。天井の絵がすごく綺麗。すごく白い(中が)。色合いが柔らかい。

・説明いろいろあったけど細かい事忘れちゃったな~きれいだった。

 

ノイシュヴァンシュタイン城

 

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ここまで綺麗だともはや写真技術とかいらないな?かっこよすぎて本当に感激・・・

 

この中を見学できるなんて本当にもうドイツにきてよかったって思った。

 

ノイシュバンシュタイン城では、主にこの城を愛したルートヴィヒ2世がこの城でどのように暮らしたかなどを聞いた。。

(ヨーロッパに行くにあたって私が心配していたのは世界史の知識それほど無いことだったけど、全然心配なかった。観光地としての自覚に溢れているのか、どの観光場所にもオーディオガイドが充実していて、ケータイみたいな機器を貸してくれて日本語での解説をしっかりと聞けた。日本でもそういうオーディオガイドあるのかな?)

 

ルートヴィヒ二世は、すごい親近感のわく人だったからめっちゃ好きだと感じた。

アーサー王伝説とかその他かっこいい物語(騎士系かな?) が大好き。至る所にそういうモチーフの小物や絵がある。そういうかっこいいのに憧れているのに実際の王の執務が地味すぎて絶望したとかかわいすぎる。

・寝室にすごいこだわる。他の部屋より寝床がやたら豪華。ベッドもこだわる、自分の寝る場所に好きなもの(小物とか)を全部集めようとするからすごくゴテゴテ(笑) 好きなものに囲まれたい人なのだろうな

・城の外観はもちろん、中は様々な様式『なんだったかな、あの有名ななんちゃら様式』『ロマネスク様式』『バジリカ様式』などいろいろな種類の部屋があって飽きないなって感想。統一されてないからこその面白さ。私は、そっちのが好きだから旅の中で一番デザインは好きだったかも。それぞれの部屋の話も面白かった。

 

ちなみに、ノイシュヴァンシュタイン城に含まれる『シュヴァン』っていう言葉は『白鳥』って意味。

私がよく『ノイシュヴァインシュタイン城』って言い間違えていたんだけど、『シュヴァイン』だと『豚?』みたいな意味になるらしい。重大なミスだった。。

 

お城見た後はごはん。マッシュポテトもお肉もおいしかった~~

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フュッセン

写真

・街が本当に綺麗。かわいい。

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フォトスポットで、なんかイケてそうな写真パチリ

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 ・ショップもいっぱいあって、全部回りたかったな(ツアーだから時間が厳しかった。)

 

もー見るもの一つ一つにテンション上がってわあわあ言ってしまって一緒に言ってくれた子に厭きられてなかったか心配。

 

バスは長いツアーを終えてミュンヘン中央駅に無事到着。楽しかったな~っと一息。

 

すでにミュンヘンにいる方々はオクトーバーフェストに盛り上がっていて、ドイツの女性達も男性達も民族衣装の『ディアンドル』に身を包んでいた。みんなすごく可愛かったし綺麗だった。

私も着てみたいな~~ってことで、明日参加するオクトーバーフェストに備えて、ミュンヘン中央駅で『ディアンドル』を購入!

 

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購入した店の方によると、恋人がいる子といない子でディアンドルのリボンを結ぶ位置が違うらしく、それを聞いて、オクトーバーフェストでは男性方は女の子のリボンを見てナンパ対象を定めているのかなとか考えちゃったり?(笑)

 

明日は何が待ってるんだろうな~ってワクワクしつつ、慣れないトラムに乗り込みホテルに戻ったのであった・・・